コードギアス[アニメ]

主人公がデスノートの夜神月に似ている。力を手に入れる→世の中腐ってる→世界を変える。挑発に乗りやすいという性格においても合致している。ただ、月よりも狡猾だけど、妹や友人を表面上だけではなく、大事にしている点で月より人間的な側面がある。特に彼にとって友人は敵対する勢力に属する人間にもかかわらず、色々な場面で手を差し伸べたりしているから、月よりは感情移入しやすいかもしれない。また変えるべき世界がアメリカ(作中では違う名前だけどあきらかにそう)の帝国主義によって支配された日本、あるいは世界各国だから、そちらに味方したくなる。そして月は基本的に一人で戦っていた(ミサなどはただの駒扱いだし、死神はレムのときを除いて協力してくれない)のに対し、コードギアスの主人公、ルルーシュにはわりと頼れる味方CCがいる。それから守れるべき妹が。この妹の存在があるなしで物語的にかなりルルーシュの後押しに関わるはず。

ちなみにルルーシュの力は相手の目を見ることで自分の命令を一定時間従わせることができるというもの。そしてその能力は一人の人間に対して一度きりしか使えない。デスノートと比べるとかなり貧弱な能力だが、使い方次第では色々と応用できる。作中でどれぐらいの時間効果があるのかとか、どの程度距離を離れていても能力を発動することができるかなど、「検証」を行っているあたり、デスノートっぽさが見受けられる。まぁ誰だって検証を行うのは当然だが。

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ninos con cancerというCMをYouTube見た。
発せられる言葉は一つとしてないのに、妹の兄への思いやりと、兄の妹への思いやりとがダイレクトに伝わってくる。