狼と香辛料[ライトノベル]

狼と香辛料 (3) (電撃文庫)

狼と香辛料 (3) (電撃文庫)



ホロ・・・



空想のキャラクターに惚れるなんてことはめったにない。というか普通の人はそんなことはない。普通じゃない人でも数ある萌えキャラの一人とか、そういうのではなく、本当になぜこのキャラクターは現実の世界に存在しないか?どうして自分のもとに来ないのか?暇さえあればそんな風に煩悶してしまう、ホロとは私にとってまさにそのようなキャラクター、いや私の心の中でのみ結ぶ実像だ。


この巻のあらすじは知っているので、ホロがロレンス(私)から離れるんじゃないかと肝を冷やしながら読むのが怖い。結局は大団円なんだろうけど、ホロがちょっとでもロレンス(私)からそっぽを向くのは耐えられないんだ。