線型代数[数学書]
- 作者: 長谷川浩司
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2004/04
- メディア: 単行本
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工学向けで、純粋な理論的説明よりも、具体例を豊富にとりあげてイメージをつかみやすいようにしてある。
例えば、いきなりn×nの行列からではなく、2×2の正方行列を最初に導入しているので、高校で行列を履修していない人にもとっつきやすくなっていたり、線型代数がいったい物理の何に役立つの?という疑問を払拭するかのように量子力学入門なんかもとりあげられている。次の学期に量子力学をやる私としては、線型ちゃんと復習しとかねーとやばいことになりそうだ、と痛感させてくれる良書。
[雑記]
最近猫が話題になっているようだ。うちは犬を飼っている。今年で10年になる。最近急に動けなくなった。骨折したと思い、動物病院につれていったところ、骨折なんて的はずれもいいとこで、どうやら心臓の病気らしい。歳をとると心臓の血液のめぐりが悪くなって、足腰に影響が及んだ、ということらしい。手術でもするのかと思いきや、注射と薬でなんとかなるらしい。数日して完全に回復とまでは言わないまでも、動けるようになった。散歩にでるのにも、尻尾をふるようになった。もっとも、うちの犬はコーギーという種類で、尻尾が数センチしかないので「ふる」というよりピクピク震えるだけなのだが。うちは犬を飼っている。